すべての卦は特別な働きを個々に持っている
卦のように人は特別な才能を持って存在すべきして存在している
太極という原点から陰と陽が生まれ、そこから四象が生まれて八卦という卦がうまれ、このかけ合わせが64卦となります。八卦から見る性格 には書きましたが、八卦とはそれぞれ持って生まれた性格や特性がそれぞれ振り分けられており、その振り分けられた仕事をこなしてこの世界の秩序が整っています。
わたしはこの性格の診断では坎ですが、坎であるにもかかわらず似て非なる離の働きで今まで生きてきたために大変苦労して生きてきたのです。わたしたちの裏側にある嘘の自分というのは自分にとっては大変魅力的ではあり、似ているのでわからないのです。
本当の自分というものの働きは一見大変ネガティブに見えることもありますが、その徳性を知って受け止めて、それを活かして自分なりに生きていける環境さえ整えば、これほど自分にとって最高のギフトはない、ともいえるのです。
どれが欠けてもいけない
わたしたちのこの世界を見ていくと、SNSやyoutubeが活発になればなるほど意見は大きくなる一方で、個性がどんどん削れ、同じような人間が同じように動き、同じ格好をして、同じ方向を持って正しいとしている社会です。
けれども、本来はみんな違うのです。
みんなが本当はそれぞれ特別で、自分にしかできないことを持って生まれてきているのです。勉強が得意でない人が皆と同じように勉強をすることが大事ではなく、むしろ体を動かしていろんな経験を経て、それを生き方として伝える使命も持っていたり、実際に社会で起業家として働く素質のある人、秘書のように強い人の傍で実務を支えるべき人、色々考えることが好きで、研究して見つけることが好きな人、色々存在しているからこそ、規律や規則という世界の中で、自由が好きなのか、それともある程度決められたことが得意なのか、それとも体を動かすことが得意なのか、頭を使うことが得意なのか、いろいろな選択肢を与えるために学業が存在しています。
嘘の自分見抜く人を作る
わたしたちのこの世界には、昨今は特に誰かをよく見る、観察するという傾向が薄くなり、五感に合わせるというよりも空気を読みすぎて社会の動向に合わせたほうが得のように感じ、それらに合わせて人が動くようなことになっています。ですが、これからAIが発達してより必要になるのは人間の力であり、五感の力がより一層大事になります。人間が本当に自分の得意や長所を見つけて本質に戻らねば、嘘の自分というものからもう離れられなくなるのです。
この世界は、永遠に輪廻している
易の卦は終わることはないのです。1つの卦の可能性は無限に存在していますが、最低でも残り63卦あり、その中の変化は383は変化します。その中の変化のうち、今の状況を変化させてよくするのも悪くするのも自分の行動次第で変わるのが易の働きで、この働きを読むことができるのも形があり、それが変化として現れていることを読むことができるようになるからです。
輪廻している世界で自分が何をして何をすべきかを知るのが易
易を知っていくと、自分の行動がどのような結果になるかを知ることができます。ですから、自分の過ちは苦痛を経験する前に理解することができ、自分の苦痛を減らして豊かな人生にしやすくなります。そして、自分が何が正しくて何が正しくないかを知ることによって未来を予測でき、その予測の範囲でわたしたちは動くことができるようになります。
わたしたち自身がそれぞれの特性を活かし、それぞれを活かしきった先にあるのは確かに【ごく普通の】生活に見えるかもしれません。しかし、わたしたちはその【普通の】生活を手に入れることすら難しい世の中にいます。わたしたちが何をして、何をすべきか私心がわからない時代の中にいるのです。ですから、易の世界で何が起きて、何をすべきで何をすべきでないかを知るということは、わたしたちの心の支えになり、そしてその心の支えがある人物こそ、これからの世の中にとても必要で、大事な人になるのです。
自分のやるべきことを知ることこそ、開運の道
自分のやるべきことを知り、事前に未来を知り自分のやれるべき行動、やるべきこと、やらなくていいことを知っておくことは自分の人生をより一層豊かにすることなのです。それは、自分ができることで『勝手に』人がしあわせになり、『勝手に』励まされることになるからです。
わたしたち自身が特別に人のために何かしようとしなくても、わたしたち自身が自分の役割、得意、長所を活かし、それぞれを活かして使っていけば、この世界はもっと早く平和に豊かになります。長所を認め合い、その長所を活かし合いながら生活するということは、こんなにしあわせなことはなく、今の時代のように苦しみながら生きなくていい道になるのです




