困難を希望に変えるか、絶望に変えるかはあなた次第
見方を変えれば希望に満ちている
易経には四大難卦と呼ばれる卦があります。すべてに「水」が存在し、『陥る・剣難』の意味を持ちます。人生には、抜け出せない困難にぶち当たることもあります。それがいくら幸せそうに見える人にも平等にあるのです。しかし、それは避けるべきものではなく、乗り越えるために存在しているのです。
自分の殻を破ろうとする時に訪れる困難、調子に乗ってやりすぎた時の困難、努力している最中に突然降ってくる困難、流されて力任せに進んだ結果の困難。どれも、人生の必然として与えられるものです。
夜は永遠に続かないように、光もまた永遠ではありません。暗闇と光、苦難と希望は、常に揺れ動き、私たちはその間で生きています。
物質世界はまだ未完成で、バーチャルな設定に過ぎません。私たちは自分だけのキャラクターを与えられ、他人にはなれず、自分の特性を使い、自分の人生を生きるしかないのです。しかし、ルールを無視し、他人になりたがり、表面的な人生を求めた結果として、その困難がより大きくなるか、より小さい形で乗り越えていけるかの違いだけなのです。
自由ではない、迷い、混乱を選ばないように
お金だけを追い、家族を傷つけ、流されて闇の世界に手を染める人々の困難は、自ら招いたものです。その苦しみは尾を引き、因縁として人生に影響します。しかし、努力して殻を破ろうとする人には、その困難の先に目覚ましい希望が待っています。乗り越える課題がとても大きいか小さいかの程度の問題ですが、どちらも反省と後悔を背負いながら、自分を信じることができれば、絶望は希望に変わるのです。
人生に困難は避けられません。しかし、理解と努力次第で、それは希望に変わります。困難という水が多すぎると大災害となり、適量であれば恵みの雨となり、汚れを流してくれるのです。困難という水も適量ならば私たちに利益をもたらすが、多ければわたしたちには害を及ぼすのです。
人生では、すべきこととすべきでないこと、行動すべき時と控えるべき時を見極める必要があります。それが陰と陽の働きであり、困難を希望に変える鍵です。
だからできるだけ小さい困難になるように、わたしたちは日々反省し、努力し、そして耐えられることには耐えるという意味を知っていかねばいけません。それは誰のためでもなく、自分の為にです。
自分や相手をリスペクトしながら陰陽のバランスを保つこと。それこそが、困難を希望に変える唯一の方法です。自分や相手をリスペクトするというと堅苦しいことに感じますが、これからは本当に自分自身が本当の意味で自分を好きになり、好きになるために忍耐し、お互いに認め合い、支えあって生きていかねばなかなか難しい世の中です。
易経の四大難卦は、人生に訪れる困難を象徴しています。しかし、理解し、行動し、陰陽のバランスを意識すれば、その困難は希望の種となります。絶望は永遠ではありません。夜が明けるように、希望は必ず訪れるのです。
こんな素晴らしいことを知っていれば、どんなことがあっても全てに希望が満ち溢れています。




