沢水困 5爻
力に任せて進むと困難だが、出会うべきして出会う人と交わると脅威になる
イランを占ってみたのである。
沢水困の卦の意味は「力任せに進むと困難」という卦の全体的な意味がある。行き詰まって、自分ではどうしようもないところまで落ちている状態で、まさに今のイランの状態を表している。
そして、この変化というものを少し見ていくとハメネイ氏が暗殺された場所での変化だ。まさに最高指導者の位置に変化がやってきた。ハメネイ氏は国内の政府に反対する活動家を武力弾圧してきた人であり、実は、井戸の水が枯れたように全く国内が潤わず、閉塞した中でどのみちイランという国がかなり困窮する道に突き進む流れであったところ、アメリカの攻撃で大転換が起きた。ハメネイ氏の力が抑圧的で強すぎて、その強すぎる支配のせいでイラン国内は衰退し、困窮する極にいた、と読めてくる。
この出会うべき人に会う、という意味合いで出会いで出会った人たちはフーシ派だったかもしれない。
内側の働き
今までの内側の働きは、先に書いた通りイランの国自体が困窮する道の極にいたことである。その道はニュースでも書いてある通り、中国やロシアとの密談、駆け引きがあって隠れた裏の働きがあったはずだが、これもいざ、戦時になれば手のひらを返したように味方することをしなかった。ここから、一見イランが凋落し、没落する運命にあるように一見見えるが、易の世界ではそうはなっていない。ハメネイ氏は実は足かせだったかもしれないのであり、ハメネイ氏という独裁者がいなくなってはじめて、イランという国が本当に勢いを増してく契機にも出てきている。
沢水困の上卦には、兌の卦がある。これは【悦ぶ】である。困窮した先には喜びが待っている。人も国も一旦潰れかけたものが再生するときに大きな力になる。この国も、アメリカに統合されるかと思いきやそうでもなさそうである。ハメネイ氏が暗殺されて新しい指導者になったとき、ものすごく奇跡が起きるような勢いを見て取れる。
外側の働きで起きたこと
外卦は兌であるが、この兌の意味の中に「一時止まる」「経済、金融」などの意味も含まれている。そして、それがどこからやってくるかと言えば石油に関わる坎である。石油によってイランは経済、金融に影響を与えることがすでに出ていた。そして、「トランプ」もはいっているのである。つまり【トランプによって石油を一時止めることが起き、経済と金融に影響が出る】と出ている。そして、ハメネイ氏の殺害された場所は(密談場所)であり、イランの話し合いは(中途半端に)終わって弁解の余地なく殺された。
アメリカはこのままイランを放置するか、圧力だけでも十分に困窮に至り、その力を押さえつけることを自国の民がしてくれたはずなのに、自分から火の粉を大きくするために攻撃したとも読める。
この変化した卦が何になったかと言えば【電水解】であり、この困窮が雪解けする道筋になったのである。
イランの内情がこれからどんどん変化する
イランの内情は、易の中からだけで言えば静かに、そして着実に信仰心を強め、今までの無秩序な暴力や弾圧することをやめ、国が一体となっていく方向に動いていくように見える。その力が大きくなり、国から離れた人たちもイランに戻り、自分たちの矜持を守るために大きくなると出ている。
イラン人が外国に行って非難されればされるほど、彼らは自国に戻って愛国心を強くしてアメリカを攻撃する力を強めるような気配がある。関連する国家は苦難に陥りやすい。
こういう易の流れから見ても、人の恨みを買い、自分の都合で争いをすることの無意味さをよくよく思い知り、わたしたちはできるだけ人と争わない道を選び、その道の中でどんな人にも平等に付き合わねばいけない、という教訓を得る。
人と争うことは、本当に無益である。無意味。




