人との付き合いには天火同人を使う

red and white petaled flower close-up photography 天火同人

天下同人は人と一緒に何かを行う道

人間関係を上手に構築する術を学ぶ

わたしたちのこの世界では、人間関係から逃れられることはありません。昨今はそういう人間関係の苦痛から逃れ、ひとりでいきるという選択をしていく人たちも多いようですが、人との関りは特に広くなくてもよく、親密な間柄をつくれたら作れた方がいいのです。

今は豊かな時代で何もかも手に入るため、自分の時間が欲しいと願うことも自由ですが、これからは地泰天という天下泰平の時代から天地否という天と地がふさがった世界になっていきます。

この天地否という世界は、人と人、子供と親、庶民と政府、など、大きいものと小さいものが全く価値観を同じくせず、各々の意見がバラバラになってまとまりが付かない様相です。ここまで来ると、自然と人との間にも閉塞する関係になるので滅亡しか残されていないのです。ですから、わたしたちが一番この時代に必要なマインドは『時運を待つ。そして自分の私欲に溺れずに常に恐れつつ、世の中をひっくり返すタイミングを待って正しい道を守る』です。

わたしたちの基本的な生き方とはこの天下同人の道であり、天下泰平の世の中であっても同様に大事なことなのです。世の中がひっくり返るためにはこの天火同人の徳である『公平と正義の力』が何かを理解しておくことです。天下が乱れ、世の中が閉塞し始めて回復するまでに起きる初めに始まるのは、今のような自分だけの世界ではなく、みんなと一緒に何かを作り上げる世界に移行することだからです。

人と人が同じ考え、同じ志を持つ者同士で集まる

社会は人の雛形

今の世界は、お金のために人間関係を無理やり維持するような時代です。その無理やり作り上げた人間関係の中でいろいろな苦労やいろいろな辛酸を舐めてわたしたち人間は成長することもできましたが、今の世の中の世情は人に余裕がなく、昔であれば公共施設だった場所にもお金が必要になり、子供が自由に遊べる場所も少なくなり、コミュニケーションも、人との交流も限りなくお金がなければ難しい世界になりつつあります。

この傾向は、個人個人が違和感を持っていたとしても実際の大きな目線で見ていけば、それぞれがこの状況を望み、そしてその状況を無意識にも作り出してきたことにもなるのです。わたしたちがお金を人からもらうとき、それを還元しようとする気持ちがなければもらえるところからもらい続けることを覚え、そして、それを自分だけで使うことを自分が認めていることがあるならば、それらが大きな群となり、みえないうちにその群は大きくなって社会に影響を与えていきます。

わたしたちはいくら一人で生きていくとしても、自分一人の生き方がそれぞれ同じ方向を向いていれば無意識にもその方向に心が向かい、その心が向かった先に未来を作るのです。

天火同人の公平と正義の徳

現代の生活には、自由という言葉で人間関係がないがしろにされるのを助長されることを称賛するようなSNSの書き込みなどが増えましたが、本来人間関係というものは淡白なものではなく『信頼関係の上で成り立っている』のです。ですから、わたしたちは人間関係を無視するのではなく、【信頼を作る手段】として人間関係が存在すると言っても過言ではないかもしれません。自分が信頼される人間だと認められるためには、人間関係がなければ認めてくれる人もおらず、そして仕事も成り立ってはいかないからです。

人と人の心と心が繋がって、それらを人が理解しあう手段を知っていく方法とも言えますが、各々が気を使い合い、そしてその状況をよくしようとしている場所で自分がされた嫌なことは、やはりその人のことを見る目が変わるのも当然なのです。

昔から言われてきた挨拶や礼儀作法はもとより、自分だけの時間、自分だけのスペースと言った風に【自分だけ】にこだたってしまうと、実際には自分がしあわせになりたくてしてきた行動も、この世界の秩序の中では【みんな】は運命共同体にあり、実際のところは自分を大事にするよりも他者を大事にした方がしあわせになりやすく、自分だけのことを考えている間は自分を苦しめることにもなってしまいます。この説明には長くなりますので今回は省略します。

どのように徳を積むか

わたしたちの必要とする公平さは「自分の私心なく、全くの公平、平等観を持つことであり、正義とは「至極正しくて、一転のまがったこともないこと」であります。

しかし、これらの公平観、正義観とは、一長一短で理解できるはずもなく、仏陀が説いたように

『自分で正解を探しなさい』

なのです。わたしたちは人と人とかかわりあう中で、『何が正しいのか』を問い続けながら、自分ができる最善の行動をするしか他なりません。ですから、人が間違っていたとしても自分が間違っていたとしても、それらはとても公平で正義の力になる、ということです。

その人間関係のつらさや悲しみの中に、大いなる徳が眠っているのです。

本当に正しい人間関係の付き合い方

では、わたしたちはみんなと仲良くしろ、と言われて嫌いな人と全員付き合っていかなければならないのか、という疑問がでてきますがそれは違います。

 

象に曰く、天と火とは同人なり。君子以て族を類し物を辯(べん)ず

つまり、天と火は全く違う性質のものだが、同じ方向、同じ向きに心を働かせて上を向いている。君子は、一族や集団の中から同じ種類、同じ目的、同じ志を持ったものを集め、異なる志の物とは距離を置き、同じように公平無私に対応する、ということです。

 

ですから、わたしたちが付き合う人間というのは選ばねばなりません。付き合う人を間違えるととんでもない目に遭うのは当然です。しかし、わたしたちはその人を見る目というものが育っていないのですから、人と付き合って自分とは異なるものを持っているかどうかをよくよく【話し合い】、そしてお互いに心をさらけ出していかねばわからないことでもあります。

 

この今の世の中に足りないのは【本音で話し合う】ことだと思います。この世界が本当に完全にふさがれないためには、各々が心を閉ざして伝えないまま終わりにするのではなく、自分の気持ちや本心を相手にぶつけても、それでも理解されないくらい話ができない相手もいるのですから、そういう人とは適度に付き合い、本当に自分が向かいたい場所、向かう方向、向かうべき未来に進ませてくれる人たちと集まって、励まし合い、協力し合う道で楽しく生きてほしいと思います

だから、あまり悩むことでもなく、不安になることでもないのです。

人は思ったよりも自分が心を開きさえすれば、本当の仲間、本当の自分というものがわかってくる

案外世の中は単純にできてます

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